イベント開催情報

【dottが九州地方で初開催】麻生情報ビジネス専門学校でAIの特別授業を実施!〜現場で活用できるAIスキルを学ぶ〜

株式会社dottでは、麻生情報ビジネス専門学校 福岡校にて、生成AIの現場活用をテーマとした特別授業を開催しました。
AI&IoT分野を専攻する学生約80名を対象に、ビジネスシーンでの生成AI活用方法やAIコーディングアシスタントの開発を実践的に学ぶ機会を提供し、生成AIを“現場で使いこなす”力を身につけました。

概要

・対象:麻生情報ビジネス専門学校 福岡校
    AI&IoT分野専攻の学生
・参加人数:約80名
・主な内容
  ◦ ビジネスシーンで使える生成AIの活用方法
  ◦ AIコーディングアシスタントの活用

「AI新法」成立でAI活用が加速する一方、福岡県内企業の48%が人手不足を実感

2025年5月、日本初のAI関連法である「AI新法」が成立し、官民を問わずAI活用が本格化しています。
一方で、福岡県では正社員の人手不足を感じている企業が約48.7%に上り、依然として高止まりしています。
さらに、金融業界でもIT関連人材の積極採用が進んでいることから、特にシステムエンジニア不足は深刻な状況が続いています(※)。
こうした労働力不足が進む中、現場の省力化や業務効率化が急務となっており、AIを活用できる人材の育成が教育現場でも期待されています。

※:帝国データバンク「福岡県・人手不足に対する企業の動向調査(2025年4月)」

福岡県のIT人材貢献への一手、9/30に麻生情報ビジネス専門学校で生成AI特別授業を実施

こうした社会的なニーズに応える形で、dottは麻生情報ビジネス専門学校 福岡校の学生を対象に、現場レベルでの生成AI活用法を学ぶ機会として本セミナーを開催しました。

麻生情報ビジネス専門学校では、2025年6月にAIを活用した学習管理システム「Manabie」を導入するなど、教育現場におけるAI活用を積極的に推進しています。
今回の特別授業も、そうしたAI教育の取り組みと並行して実施されたものです。
学生が将来の就職後に活かせる実践的なAIスキルを学び、AI時代を担うエンジニアの育成につなげる目的で実施されました。

授業内容

授業は2部構成で行われました。

【第1部】ビジネスシーンで使える生成AIの活用方法

メール文章の作成、アイデア出し、企画書の作成、事例調査など、社会人として欠かせない業務をAIで効率化する方法を学びました。
ChatGPTに加え、調査に特化した検索系AIなどの最新ツールも体験し、AI時代に求められるビジネススキルを習得しました。

【第2部】AIコーディングアシスタント開発

AIがプログラムを書ける時代になっています。
世界的に使われているツール「GitHub Copilot」を使い、基本操作から実際にコードを書かせるワークまでを体験しました。
AIにどう指示を出せば良い結果が得られるのかを学び、AIと協働する開発の最前線に触れました。

特別授業実施の経緯とAI活用の展望

麻生情報ビジネス専門学校 福岡校 情報工学科 山下文夫先生

「AI人材の育成に取り組んでいますが、進歩のスピードは非常に速く、常に最新の知見を学生に届けることが不可欠です。

今回の特別授業は、開発現場でのAI活用に直接触れられる実践的な内容であり、学生が社会に出て即戦力として活躍するための大きな一歩になると考えました。

今後もAIをはじめ、業界の最新動向を教育に反映し続けることで、地域のIT人材育成に貢献してまいります。」

参加した学生の声

授業後のアンケートでは、参加された学生から大変高い評価をいただきました。

「前半の「ビジネスシーンで使える生成AIの活用方法」では、AIが私たちの業務をいかに効率化し、新たな価値を創造する可能性があるかを具体的に知ることができました。
後半の「AIコーディングアシスタント」のお話は、エンジニアを目指す自分にとって非常に刺激的で、開発の生産性を飛躍的に向上させる未来に大きな感銘を受けました。」

「ある程度自分でも使っていたが、教えてもらう形で学んだことはなかったので理解が深まった」

「本日のAIの授業では、生成AIのビジネス活用からGitHub Copilotによるコーディング支援まで幅広く学ぶことができました。
特に、メール返信や企画立案といった実践的な演習を通じて、AIを業務にどう取り入れるか具体的に理解できた点が印象的です。
加えて、実際にVSCodeでAI補完を体験することで、開発効率の向上を実感できました。今後の学習において積極的に活用していきたいと感じました。」

「チャットGPT以外あまり触れなかったので、いろんなAIの機能を知ることができたのでこれから視野が増えそうと思ってます。」

「実際に働いている方の生成AIの活用方法が知れたため、自分が就職した後、実際の業務で活用したいと思います。
githubやPerplexityのビジネス上の利用方法が知れたので自分の成長につながりそうなので大変ためになりました。」

「生成AIの効果的な利用について学べたのでよかった。AIに頼りすぎてしまうことにならないように気を付けながら賢い利用をしていきたい。」

文系から上級者まで対応、 AI人材を育成する「AI STUDIO」

今回の取り組みは、九州エリアで初となる株式会社dottのAI特別授業となりました。
当社が提供する教育プログラム「AI STUDIO」は、AIを「使う力」と「作る力」の両方を育成できる次世代型の教材です。

教育目標やレベルに応じた3種の教材を用意し、実践的で発展的なAI教育を行うことができる設計が特徴です。

AIを活用できる人材を育成する教材(文系向け)
AIを組み込んだシステムやサービスを開発するエンジニアを育成する教材(理系向け)
AIモデルそのものを開発するエンジニアを育成する教材(エキスパート向け)

教育現場のAI活用を一歩先へ。
「AI STUDIO」は、AI人材育成を現実的に進めたい教育機関の強力なパートナーとなります。
教育機関におけるAI活用・研修導入を検討されている方は、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。